どこが痛いのかはっきりしないけれど、股関節あたりが痛い。膝に続き変形性関節症(0A)が多いのがこの股関節です。変形性股関節症と診断され、手術はまだと言われたけれどどうすれば良いの?という方は非常に多い印象を受けます。
悩み:足が上がらない、階段の登り降りができなくなってしまった、寝返りもつらいなど。
一般的な治療方法:安静、体重を減らす、股関節への注射(ステロイド)
上記までは、他のWebページにも同じような内容が沢山掲載されていますので、そちらをご参照ください。
当院での考え:
周りの筋肉をほぐしてみる、まずこれです!
これまで様々な方をケアしてきましたが、まずしっかりとほぐしてみることでかなりの方がそれだけで楽になっています。
当然、どうほぐすのかがとても重要です。変に触ってしまうと余計に痛くなってしまうのも事実です。
周囲の筋肉をただほぐすと言うよりは、少しでも動かせる状態にしていくために、癒着剥がしをしていきます。
股関節周囲の筋肉は多く、同じような方向に走行しているものも多いため、一つずつ丁寧に動かしていく必要があります。
ほぐれて痛みが軽減してきたら、また動きが悪くならないように少しずつ運動療法を入れていきます。
痛みが出ている方はあまり積極的に動きたがりません。まずは痛みのコントロール、次に予防的な運動・体操を行います。
ただし、上記のことをしっかりやっても必ずしも良くなるわけでは有りません。変形の度合いが強い場合はやはり手術の適応となってくることもあります。
手術はまだ…と考えていたり、ドクターにそう言われている方は、ぜひ一度チェックさせてください!
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